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鉄の道。その42[大改造!!N的ビフォーアフター「457系プチ改造車を作る」] [鉄道系]

前回に引き続き、457系の改造車を2種類作ってみました。

[クモハ457 前面更新車国鉄急行色]
仙台の455系シリーズの前面更新車が国鉄急行色に塗られたら…という想定です。

KATO製クモハ457に、以前テックステーションのサイトで購入したTOMIX製のクモハ455東北色素ボディの
運転台部分を接合します。
TOMIXの素ボディにKATOの窓ガラスが合わないので、客室部分はKATOのボディを使用します。
クモハ457a.jpg
クモハ457b.jpg

接合部をきれいにして国鉄急行色に塗装します。
クモハ457c.jpg

窓ガラスをはめ込みます。
客用扉はHゴム表現を削って窓押さえの目立たない感じを出してみました。
クモハ457d.jpg

ライトは原型と位置が異なるので、ライトユニットはそのまま利用し、
光ファイバーで導光します。
クモハ457e.jpg

屋根・床板などを組み立てて完成です。
クモハ457f.jpg
なかなかカッコイイと思いますが、いかがでしょうか。

[クハ455-600番代]
実在したグリーン車からの改造先頭車です。
実車はサロ455、サロ165などから改造され601~611号車までありましたが、
その後にもう一両、サロ455から改造されたという想定で612号車を作ってみました。

KATO製サロ455にクハ111の運転台部分を接合します。
運転台側の客用扉は他の切り接ぎで余った普通車用の扉を利用し、
戸袋窓はクハ111の細長い窓をはめ込みます。
クハ455-600ab.jpg

国鉄急行色に塗装します。
クハ455-600c.jpg

ガラスをはめ込み、屋根・床板を組み立てて仕上げます。
クハ455-600d1.jpg
クハ455-600d2.jpg

意外と違和感なく仕上がったと思います。雰囲気は出でいるのではないでしょうか。
クハ455-600e.jpg

457系改造車シリーズ(?)はこれで完結です。
今のところ次の車両ネタはまだ思い付いておりません(--;
次は再び100円ショップホビーケースモジュールを何か作ろうかと企んでおります。

それでは、いつになるかわかりませんが、またお会いする日まで、
ごきげんよう(^^/~~

鉄の道。その41[大改造!!N的ビフォーアフター「457系3扉改造車を作る」] [鉄道系]

急行型車両は、晩年ローカル輸送に多く使われましたが、
仙台地区のような地方主要都市周辺では、急行型の構造では乗降に時間がかかり不向きでした。
このため、717系に改造されたり、3扉新型車719系が投入されたりしましたが、
ここでは457(455)系が北海道の711系のような3扉改造されていたら…、という設定で、
KATO製457系を切り接いでNで再現してみました。

前回急行型寝台電車を制作した際に出た「切れ端」を「中扉」として活用します。

まずは、便所側ドア部分の便所窓を拡大して戸袋窓とします。
3扉457ab.jpg
戸袋窓ガラスは113系のものをはめ込みます。

中央客室窓2箇所を切り取り、ドアパーツを切り接ぎます。
3扉457b1.jpg
3扉457b2.jpg

接着、パテ埋めします。
3扉457c.jpg

塗装は交直流急行型と併結を考慮して同色を使い、3扉車をアピールするため配色を変え、
交直ローズにクリーム4号の帯を入れました。一見、旧北陸色にも見えますが…。
3扉457d.jpg

先頭部はクハ411交直色とほぼ同じです。
3扉457e.jpg

ガラスをはめ込みます。
3扉457f.jpg
3扉457g.jpg

床下を組み込んで完成です。
3扉457h.jpg

編成イメージはこんな感じ。
3扉457i.jpg

583系改造の近郊形があったのだから、457系改造車があってもおかしくないと思いますが、
車齢の高い車両を無理に改造するより、交流専用車を新製した方が長期的には安上がりかもしれませんね。

次回も457系がらみの小ネタを予定しています。
それでは、また(^o^)/~~

鉄の道。その33[583系写真館vol.9+去りゆく列車2015] [鉄道系]

2015年も残すところあと僅か。
皆さんは良い年であったでしょうか?

583系、今年も頑張ってくれました。

2月21日 秋田-弘前 団臨
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奥羽線 津軽湯の沢

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奥羽線 長峰

3月15日 わくわくドリーム号
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羽越線 小砂川-上浜

4月26日 弘前さくらまつり号
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奥羽線 八郎潟-鯉川
手前の桜が咲いていれば、少しは絵になったかも…

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奥羽線 秋田

9月12日 奥羽線全線開通記念号
583-2015-4.jpg
奥羽線 大久保-羽後飯塚
奥だけ陽が当たり手前が雲の陰になってしまって…。あと2分遅ければ全体が晴れたのに~。

9月19日 わくわくドリーム号
583-2015-5.jpg
京葉線 葛西臨海公園

この後、天理臨などで走った後ドック入り。紅葉と絡めて撮りたかったなぁ。


去りゆく列車…

さらばトワイライト 1月11日
2015-1.jpg
室蘭線 北舟岡  

さらば711系 1月12日
2015-3.jpg
函館線 幌向-豊幌
加速が721系に比べて超ゆっくりだったのが印象的。

さらばはくたか 2月1日
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上越線 上越国際スキー場前 

2015-8.jpg
北越急行線 大池いこいの森-くびき
さよなら…というより、新幹線に栄転ですね。

さらば北斗星 8月9日 
2015-5.jpg
東北線 西川口-川口
青函連絡船に取って代わった列車が、新幹線に取って代わられました。光陰矢のごとし、か。

来年もまた583系の活躍が期待できそうですが、
鉄道博物館リニューアル(2017年10月)に合わせて引退…なんて可能性もあります。
2016年のうちに悔いの無いように、乗って、撮っておきましょう。

お知らせ:前回チラッと言っておりました、Nゲージ455系改造ネタは、やっとこさ完成いたしました。
次回ご披露したいと思いますので、今しばらくお待ち下さいませ。

それでは皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さいm(__)m

鉄の道。その40[大改造!!N的ビフォーアフター「幻の急行型寝台電車を作る」] [鉄道系]

大変ご無沙汰しています。3ヶ月ぶりの更新です。
今回は設計図だけで終わった電車をNで再現してみました。

今や明日をも知れぬ命の583系ですが、寝台電車は当初は急行型として検討されました。
153系電車と10系寝台客車の掛け合わせのような車両でしたが、交直流車の設計図もありました。
もし「交直流急行型寝台電車」が誕生していたら…ということで、
次のような設定でKATO製457系を改造してみました。

1,昭和44年登場の3電気方式457系の寝台車。
2,車体や車内は10系寝台車に準ずる。
3,夜行急行列車は編成の一部が寝台車であることが多いので、座席車との併結を前提とし、
  夜行急行で終着駅到着後、寝台車部分を座席車と差し替えて、
  昼行急行として容易に折り返せるようにする。
4,クモハネ457+モハネ456+サロネ457+クハネ457を基本とする。付随車も457系とする

さてそれでは、制作開始~。

まずは、車種ごとに457系電車と10系寝台車との切り接ぎを行います。

↓クモハネ457
クモハネ457-1.jpg

↓モハネ456
モハネ456-1.jpg

↓サロネ457
サロネ457-1.jpg
オロネ10の車体を切り詰め、サロ455の側扉を接合

↓クハネ457
クハネ457-1.jpg

モハネはデッキと客室の間のパンタ低屋根部分に便洗面所を配置。窓を移設(①)
クハネ・クモハネ・モハネ-2.jpg

切り接ぎ部を接着、パテ埋め。モハネに床置きクーラールーバー(トレジャータウン製クハ189ルーバーから、適当にそれらしく見えるもの)を貼り付け(赤○部分)
クハネ・クモハネ・モハネ-3.jpg

サロネは側扉戸袋部にトイレ窓を開けます(赤○部分)
サロネ457-2.jpg

国鉄交直流急行色に塗装します。
クハネ・クモハネ・モハネ-4.jpg
サロネ457-4.jpg

屋根の高さが電車と寝台客車では違うため、チョット工夫を。
先頭車は運転台部分から自然とせり上がるように傾斜をつけます(赤○部分)
中央部に後退角をつけてアーチ状にします(水色線)
クハネ・クモハネ-5.jpg

モハネ456はパンタ部とオハネ12の屋根を切り接ぎ、高さの違いはプラ板やパテで埋めます。
モハネ456-5.jpg

サロネ457はサロ455の屋根上からクーラーとベンチレーターを撤去し一旦真っ平らにします。
サロネ457-3.jpg

先頭車の室内は、クモハ457・クハ455の床板にライトケース部分以外を窓割に合わせてオハネ12の室内を乗せます。
クハネ・クモハネ-6.jpg

モハネ456はオハネ12から寝台インテリアを切り取り、
高さと位置を合わせてモハ456の動力ユニットの上に貼り付けます。
モハネ456-6.jpg

サロネ457はサロ455の床板にオロネ10の室内を長さと位置を合わせて乗せます。
サロネ457-6.jpg

それぞれ窓を入れ組み立てていきます。
クモハネ・クハネ
クハネ・クモハネ-7.jpg
モハネ
モハネ456-7.jpg
サロネ
サロネ457-7.jpg
サロネの屋根上にはキノコ型クーラー2機とAU12型1機、
また赤○部分に半ガラベンチレーターを取り付けます。

組み立てて完成です。
完成.jpg
完成2-1.jpg
完成2-2.jpg

いかがでしたでしょうか?
もし実現していたら、夜行電車急行も編成が変化に富んでいて楽しかったでしょうけど、
その後の時代の流れを考えると、583系よりずっと短命で終わっていたでしょうねぇ。

次回も455系ネタを考えております。
またいつになるか分かりませんが、お楽しみに~(^^)/~~

鉄の道。その39[Nモジュール「高架工事中」を作ってみた。後編] [鉄道系]

前回の続き

建設中の高架橋の片側は、TOMIX複線スラブレールDS-140SLのレールを抜き取り、
道床が出来上がってレール敷設準備中を再現します。
スペースの関係で、片側の防護壁を切り取ります。
08.jpg


もう片方の高架橋は、スラブ道床部分を建設中の設定です。
突起部だけが出来上がって、道床となる板をクレーン車で吊り上げている設定です。
クレーン車はトミーテック建設機械コレクションのコベルコホイールクレーン、
道床となる板は0.5mmプラ板をクレーに塗装、
吊り上げワイヤーは縫製用の糸を艦底色に塗りました。
09.jpg
※実際の現場でこのような工程があるかは分かりません。あくまで想像ですm(__)m


人形や車両を配置して、掲示物などを貼り付けて完成です。

正面
10-1.jpg

背面
10-2.jpg

工事現場の作業員と仮設ホームの乗客たち
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踏切で待つ人々。
左上では座り込む不審者を警察官が職質中。右下は工事中の高架脇で犬のお散歩。
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電車が進入してきました。長年の踏切待ちもまもなく解消します。
13.jpg


「鉄道風景あるある」をNで再現シリーズ第3弾、いかがでしたでしょうか?

次回は再び車両企画、
「幻のウソ電」、鋭意制作中です。乞うご期待!!

ご覧頂きありがとうございましたm(__)m

鉄の道。その38[Nモジュール「高架工事中」を作ってみた。前編] [鉄道系]

お久しぶりでございます。
今回は鉄道高架化工事の風景をNサイズで再現してみました。

100均なのに400円の大きめのショーケースをベースにします。
線路の位置を決め、トミーテック情景小物「踏切B」を設置します。
高架化部分右側にはTOMIXストラクチャー「ガード下駐車場」を置き、
道路はグレインペイント黒を塗ってアスファルトを表現します。
01.jpg


高架化部分左側は半分をグレーに塗ってコンクリートを表現、
線路際にはやはりグレーに塗ったプラ板を置いて、仮設ホームの土台を作ります。
遮断機、線路際の柵も取り付けます。
道路はグレーの濃淡で舗装時期の違いを表現、
湘南色のオレンジでセンターラインを、白で車線を塗ります。
線路部分にバラスト、柵と駐車場の間と工事現場となる部分には、ブラウンのパウダーで土を表現します。
02.jpg


仮設ホームです。
①2mmプラ角棒を10cm長に切って横方向の梁を作ります。
②同じく2mmプラ角棒を1.5cm長に切り、縦方向の脚を作ります。
③これらとプラ板を組み合わせて、ホーム面を作ります。
④1mmのプラ丸棒を適宜切断して、ホーム上のアルミパイプ製の柵を作ります。
ホーム面はグレー、脚と柵はシルバーに塗り、パイプ柵の交差部分は黄色に塗ってキャップ(?)を表現します。
03.jpg


工事現場となる部分にMrカラー艦底色で塗ったプラ板で置かれた鉄板を表現、
トミーテック「工事現場B」の壁、KATO「道路アクセサリーセット2」の仮設ガードレールとコーン、
casco「安全第一ゼブラフェンス」等を配置して現場の雰囲気を出します。
駐車場側は縁石などをプラ角棒で表現し、グレインペイント黒を塗って歩道部分を作ります。
04.jpg


続きは後編で。
さて、どんな仕上がりになるでしょうか!?

鉄の道。その37[大改造!!N的ビフォーアフター「583系魔改造車を作る」4(完)] [鉄道系]

前回からの続き
今回は大きな改造を施した2車種です。

サハシ581-2
食堂の半分を普通座席とします。
厨房の反対側にデッキ・客用扉を設置(赤線部分で切り継ぎ)、方向幕用窓を開け(赤○部分)、
不要な窓などをパテ埋めして塗装します。
室内も半分で切り、普通座席部分はモハ183形シートを利用しています。
ビュッフェ部分は、厨房と側通路の仕切りを撤去してカウンターを設け、
通路窓に向かってカウンター席を設置する想定です(黄○部分)。
食堂車時代のテーブル席も2組残し、仕切りを設けて普通座席の客室が続く構成となっています。
最下段の写真で窓越しに見える車内インテリアの違いがおわかり頂けますでしょうか?
サハシ581.jpg

クロネ583-2
一番大がかりな改造となります。
クハネ583形をオロネ25形と同等のA個室寝台にします。
オロネ25形の個室側の窓を12室分切り取り、クハネ583形の1-3位側に移植します(黄○部分)。
2-4位側は通路となるため、車掌室窓(非常口扉)と上中段寝台小窓を埋め込み(赤○部分)、
塗装します。
クロネ583車体.jpg

室内もオロネ25形のインテリアにします。
エヌ小屋製のオロネ25室内表現シートを使用し、車内をドレスアップ。
室内灯は妻板裏側に接着して、うまく接触するよう集電板を調整します(水色○部分)。
壊れないようにそ~っと組み立てて完成です。
クロネ583室内.jpg
定員が少ないため便・洗面所は1カ所、
また分散冷房のままでは個室の配置と位置関係がギクシャクするので、集約分散としました。
屋根上がだいぶスッキリした印象です。
貫通扉を完全に埋め込んだ前面と「さくら」のヘッドマークが意外と似合う!?

以上で「長崎・佐世保寝台特急」を想定した583系"魔"改造は完結です。
実際は総数の3分の1強が近郊形へ"降格"改造されたほかは、
14系、24系のような個室化改造はおろか寝台二段化改造も行われず、
高速性能や座席-寝台の転換機能など、すべてが時代遅れとなってしまいました。
ただ、急行「きたぐに」のように、他の車両には決して出来ない、
自分にしか出来ない仕事を最後までやり遂げて静かに去っていくのも、
583系的「美学」なのかも知れません。

オマケ
切り継ぎで余った部分を使って…
解体中.jpg
解体中…。(ToT)

さて次は何を作ろうか…。
構想はあるのですが、なかなか実行に移せないでいます。
また何か出来上がりましたらアップしますので、その時まで気を長~~~~~~くしてお待ち下さいませ。

ご覧頂き、ありがとうございましたm(__)m

鉄の道。その36[大改造!!N的ビフォーアフター「583系魔改造車を作る」3] [鉄道系]

前回からの続き
今回は先頭車3種です。

クロハネ583-1
車体は大きな改造はありませんが、
A寝台部分は上中段小窓をつなげて一つに大きくして、上段の窓としています。(赤○部分)
元車掌室部分はトイレ・洗面所を設置の想定で、喫煙室部分の上中段窓とともに窓は埋め込み(青○部分)床下に汚物処理装置を取り付けます。
クロハネ583.jpg
デッキ直後の1区画は喫煙席として、通路を挟んでトイレと洗面所。
仕切り扉のあと4区画がA寝台開放、再び仕切り扉の後方がB寝台です。
クロハネ583車内.jpg

クモハネ583-1
モハネ583形のトイレ側にクハネ583形の運転台部分を取り付けた設定です。
運転席直後にトイレ・洗面所を設置し、
床下には先頭台車の後方に小型水タンク2本(赤○部分)と汚物処理装置を設置(緑○部分)、
定員増のためデッキ直後の車掌室部分も客席に改造(赤線部分)しました。
なので、トイレ窓や客席窓などをこま切れにつなぎ合わせた有り得ない窓配置になってます。
クモハネ583.jpg
先頭部分は後の485系先頭化改造車などで見られた簡易貫通型を表現してみました。
が、塗装に失敗してグチャグチャに…。雰囲気だけ味わって下さいませ。

クロ583-2
サロ581形のデッキ側にクハネ583形の運転台からデッキ部分を取り付けた設定です。
車内の座席ももちろんサロ581形のものに交換します。
クロ583.jpg
意外としっくりいっていて違和感がないのではないでしょうか。

続きは次回m(__)m


鉄の道。その35[大改造!!N的ビフォーアフター「583系魔改造車を作る」2] [鉄道系]

前回からの続き

屋根の改造
先頭車・モハネ582屋根.jpg

クロネ583
AU15形冷房装置を撤去してAU77形を取り付けるための開口部(水色丸印)を作る。

クロ583
サロ581形の屋根に運転台部分を接合。クハネ583より冷房装置が少ない。

クモハネ583
モハネ583形の屋根に運転台部分を接合。クハネ583と冷房装置の配列が異なる。

クロハネ583
元のクハネ583形とほぼ同じ。

モハネ582-701
ユニットと反対側のパンタグラフ部分を撤去して、上記先頭車改造に使った屋根の車端部分を有効活用(?)して冷房装置2基分を赤線部分で切り継ぎ。元のパンタ部分にはベンチレーターが無いのが特徴。

モハネ582-6
パンタグラフ片側撤去、シングルアーム化の想定で碍子の台座だけが残った状態を表現(ピンク丸印)

モハネ582-82
変更なし。


先頭部分の表現
先頭形状.jpg
クロ583形とクロハネ583形は元の貫通型のまま。
クロネ583形はクハネ581-7のように貫通扉を完全に埋め込み。
クモハネ583形は後の485系簡易貫通型改造車のような、幌枠が付いた形状に。


中間車のうち、モハネ583-6と-82、モハネ582-82は元のままで、
改造箇所はありません。

モハネ582-6
車体そのものは元のままですが、シングルアーム・片パンタ化しました。
モハネ582-6シングルアームパンタ.jpg
こんな感じ。

モハネ582-701
ユニット反対側のパンタグラフ・床置クーラー・乗務員室を撤去し屋根をかさ上げして、
客席1区画を増設、座席8名、寝台6+2(="パン下"の3段化)名の定員増改造を行ったとの想定です。
実車では寸法が足りないので不可能ですが、そこは模型の世界ですから、細かいことは気にしない気にしない…。
モハネ582-700.jpg
車体はデッキ側の扉から1つ目の客室窓までを切り取り、先頭化改造で使用したクハネ583の余った車体の客室窓2区画分を切り継ぎ。そこに屋根を乗せて出来上がりです。
クーラーと窓の位置が微妙にずれていますが、大目に見て下さいませ。

続きは次回m(__)m

鉄の道。その34[大改造!!N的ビフォーアフター「583系魔改造車を作る」1] [鉄道系]

本当に忘れた頃に、思い出したように再開するブログですみません。

唯一残った秋田の583系も、とりあえず9月いっぱいまでは活躍が約束されました。
本当によかった…。

昭和40年代に華々しく登場した583系も、
50年代に入ると活躍の場を失い、JR化前後から廃車が進み、
生き残った者も715系や419系といった近郊型に"降格"させられてしまったことは周知の事実ですが、

もしも、583系が、特急型車両としてリニューアル改造されていたら……、

と想定して、妄想を暴走させてみました。

昭和50年代になると、昼行特急は485系などの電車、寝台特急は24系などの客車と棲み分けが出来てきましたが、
分割・併合を伴う運転では客車より電車の方が取り回しが容易です。
特に、長崎・佐世保線へ直通する寝台特急は、肥前山口で分割・併合が行われる上、
佐世保編成は早岐で進行方向が変わるため、これを電車化して効率よく運転できるように、
583系を24系などと遜色ないようにサービスレベルを向上させて、
「さくら」「あかつき」に投入すべく改造を行う……
と、仮定して車両を作ってみました。

おおまかな設定としては、

1:旅客需要の変動に対応できるよう、基本7両+附属3両の10両編成とし、
多客期にはモハネユニットを増結する。

2:基本編成にはA個室車、普通座席(回転リクライニング)・ビュッフェ合造車、グリーン車を組み込む。
閑散期にはグリーン車を普通車指定席として使用し、普通座席車は定員外とする。

3:附属編成にはA開放・B寝台合造車を連結。モハネ582形は定員増改造。

4:B寝台車は3段式のままとする。

5:基本的には寝台列車専用だが、間合いで昼行特急にも使用可能とする。
この場合、A個室車はグリーン個室、A開放寝台はグリーン車扱いの"おひるねシート"、
回転リクライニングの普通座席車は長距離客専用の指定席車とする。

…で、出来上がったのが以下のような車両達です。
先に申し上げておきますが、当方、ウデが未熟な上いい加減な性格な故、
切り継ぎ、塗装が極めて雑ですが、そこは目を細めて大目にみてくださいませ…。

附属3両 佐世保編成
佐世保編成.jpg

基本7両 長崎方4両
長崎編成2.jpg

基本7両 東京方3
長崎編成1.jpg

こんな感じでいかがでしょ。
制作の手順は、次回以降をお楽しみに~~。

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