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鉄の道。その37[大改造!!N的ビフォーアフター「583系魔改造車を作る」4(完)] [鉄道系]

前回からの続き
今回は大きな改造を施した2車種です。

サハシ581-2
食堂の半分を普通座席とします。
厨房の反対側にデッキ・客用扉を設置(赤線部分で切り継ぎ)、方向幕用窓を開け(赤○部分)、
不要な窓などをパテ埋めして塗装します。
室内も半分で切り、普通座席部分はモハ183形シートを利用しています。
ビュッフェ部分は、厨房と側通路の仕切りを撤去してカウンターを設け、
通路窓に向かってカウンター席を設置する想定です(黄○部分)。
食堂車時代のテーブル席も2組残し、仕切りを設けて普通座席の客室が続く構成となっています。
最下段の写真で窓越しに見える車内インテリアの違いがおわかり頂けますでしょうか?
サハシ581.jpg

クロネ583-2
一番大がかりな改造となります。
クハネ583形をオロネ25形と同等のA個室寝台にします。
オロネ25形の個室側の窓を12室分切り取り、クハネ583形の1-3位側に移植します(黄○部分)。
2-4位側は通路となるため、車掌室窓(非常口扉)と上中段寝台小窓を埋め込み(赤○部分)、
塗装します。
クロネ583車体.jpg

室内もオロネ25形のインテリアにします。
エヌ小屋製のオロネ25室内表現シートを使用し、車内をドレスアップ。
室内灯は妻板裏側に接着して、うまく接触するよう集電板を調整します(水色○部分)。
壊れないようにそ~っと組み立てて完成です。
クロネ583室内.jpg
定員が少ないため便・洗面所は1カ所、
また分散冷房のままでは個室の配置と位置関係がギクシャクするので、集約分散としました。
屋根上がだいぶスッキリした印象です。
貫通扉を完全に埋め込んだ前面と「さくら」のヘッドマークが意外と似合う!?

以上で「長崎・佐世保寝台特急」を想定した583系"魔"改造は完結です。
実際は総数の3分の1強が近郊形へ"降格"改造されたほかは、
14系、24系のような個室化改造はおろか寝台二段化改造も行われず、
高速性能や座席-寝台の転換機能など、すべてが時代遅れとなってしまいました。
ただ、急行「きたぐに」のように、他の車両には決して出来ない、
自分にしか出来ない仕事を最後までやり遂げて静かに去っていくのも、
583系的「美学」なのかも知れません。

オマケ
切り継ぎで余った部分を使って…
解体中.jpg
解体中…。(ToT)

さて次は何を作ろうか…。
構想はあるのですが、なかなか実行に移せないでいます。
また何か出来上がりましたらアップしますので、その時まで気を長~~~~~~くしてお待ち下さいませ。

ご覧頂き、ありがとうございましたm(__)m
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