SSブログ

鉄の道。その40[大改造!!N的ビフォーアフター「幻の急行型寝台電車を作る」] [鉄道系]

大変ご無沙汰しています。3ヶ月ぶりの更新です。
今回は設計図だけで終わった電車をNで再現してみました。

今や明日をも知れぬ命の583系ですが、寝台電車は当初は急行型として検討されました。
153系電車と10系寝台客車の掛け合わせのような車両でしたが、交直流車の設計図もありました。
もし「交直流急行型寝台電車」が誕生していたら…ということで、
次のような設定でKATO製457系を改造してみました。

1,昭和44年登場の3電気方式457系の寝台車。
2,車体や車内は10系寝台車に準ずる。
3,夜行急行列車は編成の一部が寝台車であることが多いので、座席車との併結を前提とし、
  夜行急行で終着駅到着後、寝台車部分を座席車と差し替えて、
  昼行急行として容易に折り返せるようにする。
4,クモハネ457+モハネ456+サロネ457+クハネ457を基本とする。付随車も457系とする

さてそれでは、制作開始~。

まずは、車種ごとに457系電車と10系寝台車との切り接ぎを行います。

↓クモハネ457
クモハネ457-1.jpg

↓モハネ456
モハネ456-1.jpg

↓サロネ457
サロネ457-1.jpg
オロネ10の車体を切り詰め、サロ455の側扉を接合

↓クハネ457
クハネ457-1.jpg

モハネはデッキと客室の間のパンタ低屋根部分に便洗面所を配置。窓を移設(①)
クハネ・クモハネ・モハネ-2.jpg

切り接ぎ部を接着、パテ埋め。モハネに床置きクーラールーバー(トレジャータウン製クハ189ルーバーから、適当にそれらしく見えるもの)を貼り付け(赤○部分)
クハネ・クモハネ・モハネ-3.jpg

サロネは側扉戸袋部にトイレ窓を開けます(赤○部分)
サロネ457-2.jpg

国鉄交直流急行色に塗装します。
クハネ・クモハネ・モハネ-4.jpg
サロネ457-4.jpg

屋根の高さが電車と寝台客車では違うため、チョット工夫を。
先頭車は運転台部分から自然とせり上がるように傾斜をつけます(赤○部分)
中央部に後退角をつけてアーチ状にします(水色線)
クハネ・クモハネ-5.jpg

モハネ456はパンタ部とオハネ12の屋根を切り接ぎ、高さの違いはプラ板やパテで埋めます。
モハネ456-5.jpg

サロネ457はサロ455の屋根上からクーラーとベンチレーターを撤去し一旦真っ平らにします。
サロネ457-3.jpg

先頭車の室内は、クモハ457・クハ455の床板にライトケース部分以外を窓割に合わせてオハネ12の室内を乗せます。
クハネ・クモハネ-6.jpg

モハネ456はオハネ12から寝台インテリアを切り取り、
高さと位置を合わせてモハ456の動力ユニットの上に貼り付けます。
モハネ456-6.jpg

サロネ457はサロ455の床板にオロネ10の室内を長さと位置を合わせて乗せます。
サロネ457-6.jpg

それぞれ窓を入れ組み立てていきます。
クモハネ・クハネ
クハネ・クモハネ-7.jpg
モハネ
モハネ456-7.jpg
サロネ
サロネ457-7.jpg
サロネの屋根上にはキノコ型クーラー2機とAU12型1機、
また赤○部分に半ガラベンチレーターを取り付けます。

組み立てて完成です。
完成.jpg
完成2-1.jpg
完成2-2.jpg

いかがでしたでしょうか?
もし実現していたら、夜行電車急行も編成が変化に富んでいて楽しかったでしょうけど、
その後の時代の流れを考えると、583系よりずっと短命で終わっていたでしょうねぇ。

次回も455系ネタを考えております。
またいつになるか分かりませんが、お楽しみに~(^^)/~~
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。